A day in the life

風が少し強くなり、やや寒さを感じながら待っているとようやくバスはやってきた。小倉から乗った客が多く、門司からは十人ほどしか乗らなかったにも関わらず車内は満席となった。定刻（16時）どおり門司駅前を出発したが、途中渋滞に巻き込まれてしまった。連休中の行楽日和であれば当然ではある.. 予定時刻を回ると判断した運転手は（おそらく船側に）電話連絡したのだけれど、今度は5分刻みで向こうから位置確認の電話がかかってくるようになった。きょうび、バスの運転手を急かすとは、なかなかブラックな会社ではなかろうか。別に多少遅れたって船は大丈夫だろうから、安全運転で走って欲しいところである。
20分程遅れて桟橋に到着。乗船ビルで申込書を提出して料金を払う。船は思った以上に大きく、乗客の人数も多かった。船内の案内コーナーで部屋の場所を尋ね、部屋に入ると先客は数名だった。20人程詰め込める部屋なのだが、大部屋の中ほどに腰高位のロッカーを配置して二つに仕切ってあった。四方とも壁、ということになっていないのは在り難い。
船内には食堂や大浴場もあって利用時間や料金の案内が放送で流れていた。風呂は面倒くさいので省略。出港時にデッキから写真を撮った以外は、トイレを除いて部屋にいた。何もやることがなく、しかたなく17時過ぎから寝転がっていた。（日記より）